ログハウスのある観光果樹園/ぶどう狩り/りんご狩り/コシヒカリ米、りんごジュースの生産直売:あららぎ園(群馬県沼田市)からごあいさつ






こんにちは。あららぎ園です。

私たちの出発は1994年。ぶどう園から始まりました。
ぶどう栽培も軌道に乗り、収穫の秋を目前にひかえ、売店をどうしようかと考えたとき、
「プレハブ小屋ではおもしろくない!よしっ。思い切ってログハウスを作ってみよう!」
と、園主と園主の父が意気投合。チェンソーをかつぎ、山へと向かったのです。

建築のノウハウもないお百姓が、果たしてログハウスなどという大物を作れるのか?
そんな周囲の心配をよそに、どんどん杉の木を切り始めたのでした。
(あ、もちろん自分んちの山の木ですよ。)

ある程度、製材がそろったところで、愛読書「夢の丸太小屋」を片手にチェンソーとユンボを巧みに操り、丸太を一段また一段と積み上げていきました。真四角に7段目くらい積んだとき、通学途中の小学生が「この家、入り口も窓もないね~」と言いました。
そうです。入り口や窓枠はあとからチェンソーで切り抜くのでした。

そして、日に日に形が出来始め1994年秋。
ついにあららぎ園のシンボルであるログハウスが完成しました。発知川のほとりに建つ、とても小さな貯金箱のような “ ログハウス1号棟 ” です。


毎年、9月になると、この小さなログハウスを目指して、たくさんのお客様にお越しいただき嬉しいです。
それから数年後、発知川を挟んだ川沿いに大きな“ログハウス2号棟”を作りました。こちらは広々とした作りになっていて、りんごの直売所としてお客様にゆっくりとおくつろぎいただけます。

どちらのログハウスも、果実販売時期のみの営業となります。

そして、じつはあららぎ園は、園主が「あららぎ園」として観光果樹園を始めるずっと前、園主の曽祖父の時代から水稲栽培を営んでいます。米作りは園主で3代目ということになります。果樹園で売り出したところ、ご購入いただいたお客様より「美味しい」とのお声をいただき、今では栽培面積を増やし、全国のお客様からご注文をいただくようなりました。
標高1500mの玉原スキーパークのふもとに位置するあららぎ園、玉原山系のおいしい水と豊かな自然のなか、昼夜の寒暖差が大きく、お米も、果物も美味しく育ちます。
あららぎ園は、園主の家族と、あららぎ園の作物が大好きなスタッフ数人で業務にあたっています。ひとつひとつの作業に手間をかけ丁寧に仕事をしています。大量生産はできませんが、美味しく安全で誠実な農作物作りを心がけています。